よくある不合理な信念6

【アンガーマネジメントDE子育て】No.59

よくある不合理な信念 その6


こんばんは☆ 小渕あさこです。


先日、松岡修造さんの「まいにち、修造!」カレンダーを購入しました^^

31日分の日めくりカレンダー。彼の表情豊かな写真と、胸に響く言葉(メッセージ)が載っていて、家族で楽しく読んでいます。

アンガーマネジメンにもつながる考え方のヒントもたくさんありました。


怒りなどの感情と、思考(考え方)、行動って、つながっているんだな~とこのカレンダーをみて改めて思います。


このメルマガは、ここ数回、「よくある10の不合理な信念」を見直すという、「思考のマネジメント」をお届けしています。これは、怒りの耐性を高めるための大切なレッスンになりますので、じっくりお読みいただけるとうれしいです。


今日は「よくある10の不合理な信念」から、その6です。


「何か問題が起こっても、放っておけばそのうち自然に消えてなくなるだろう」


これは、問題を見て見ぬふりをすること、放置しておくこと、事なかれ主義、ともいえるかもしれません。

問題を回避すること、先延ばし、仕事を「未完」なままにしておくこと、などといった状態とも関係しているでしょう。


「問題を放っておく」ことは必ずしも悪い事ではないとワタシは思うんですよ。ただ、「よくよく考えた」「十分話し合った」「問題解決に取り組んだ」<あと>だったら、いいと思います。十分に取り組んで、その後、しばらく放っておくことで、なにか展開があるかも、と思います。


そういうことをせずに、最初からただ放置しておくことは、のちのち、問題にが大きくなってしまう可能性があるのではないでしょうか。


「怒りはSOSサイン」と言われます。

怒りは、何かがうまくいっていない、このままいくと「危機的状況」になるかもしれないというサインなのです。(自分が、かもしれないし、相手が、また状況が、ということです)


小さな怒りは、小さなサインかもしれないけど、見逃さずに、

肩のコリのように、小さいうちに、怒りをほぐしておくことが大事だと思います。

コリに気づかないで、または、あえて無視してしまうと、後に硬くかた~くなってしまい、自分ではどうにもほぐせなくなってしまうかもしれません。


小さな怒り、小さな問題やサインを見逃さないようにしたいですね。


子どもの問題なども、過度に心配する必要はありませんが、「いつもと違う」ようなちょっとしたサインを見逃さずいて、少し対応を変えてみる、工夫してみることで、問題が未然に防げるということがあると思います。


「問題が起こっても、放っておけば自然に消えてなくなる」という考え方を

「つぼみのうちに摘み取る」「進んで困難と戦う」「見たくないことであっても、しっかり現実を見て、受け入れる」などと書き換えられたらいいですね。


もちろん、自分の人生にとって優先順位が低い問題、「たいして重要でない問題」は放っておいてもいいと思います。逆に優先順位が高く「重要な問題」だったら、それが小さいうちに、見逃さずに取り組んでおく習慣を身につけたいですね。


参考文献:アンガーコントロールトレーニング 

E.ウィリアムズ他 星和書店

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