【アンガーマネジメントDE子育て】No.78
◎ コミュニケーションの3つのタイプとは?
こんばんは! 小渕あさこです。
お盆休みも、もう終わりですね。
明日からまた日常に戻られる方、また、
子どもの夏休みの宿題の追い込みに入る方(ワタシだけ?)
もいらっしゃるかと思います^^
さて先週の「感情をうまく伝えられる人の法則」
いかがでしたか?
これからその続きで、
「怒らない伝え方」に入っていく予定ですが、
きょうはその前提となる「コミュニケーションのタイプ」について。
コミュニケーション(自己表現の仕方)には以下の3つのタイプがあります。
1.攻撃的なコミュニケーション
2.非主張的なコミュニケーション
3.アサーティブなコミュニケーション
それぞれについてみていきましょうね。
1.攻撃的なコミュニケーション
◯言いたいことを一方的に言う
◯威圧的・感情的
◯自分の要求の押しつけ
◯理詰めで追い込む
◯八つ当たりする
(このタイプの特徴)
自分が優位に立とうとする、物事を勝ち負けで判断する
つまり「自分はOKだが、相手はNOT OK」
2.非主張的なコミュニケーション
◯自分の意見、思いを言わない
◯言い訳をする
◯遠回しに言う
◯語尾まで言わない
◯がまんしすぎて爆発する
(このタイプの特徴)
意見を言わずに波風立てないようにする
わかってもらえない、というあきらめの気持ちがある
つまり「自分はNOT OKだが、相手はOK」
3.アサーティブなコミュニケーション
◯自分の思いを、率直に正直に、その場に合わせて表現する
◯相手の意見を受けとめて話し合える
◯相手に歩み寄ることができる
(このタイプの特徴)
本当に伝えたいことを具体的にシンプルに伝える
会話のキャッチボールをしながら一緒に問題解決していく
つまり「自分はOKであり、同時に相手もOK」
いかがでしたか?^^
自分はどのタイプと思われますか?
多くの人は、いつも1(あるいは2)というより、
相手や状況によって、1になったり2になったりするかもしれませんね。
ワタシもそうですが、
相手が弱いと(子どもとか)、1になり、
相手が強いと(上司だったり、年上の人だったり)、2になりがち、という方もいるかもしれません。
3のアサーティブコミュニケーション、またはアサーションというのは
日本語には訳しにくい言葉ですが、だいぶ聞かれるようになりました。
(ワタシが初めて聞いたのは20年前の心理学の授業でした)
自分も相手も大事にするコミュニケーション、
さわやかな自己主張、などと言われたりします。
相手に対して、率直、対等、誠実、自己責任を意識しながらかかわる、とも言われます。
ちなみに、アサーティブな人は、「いつもアサーティブ」でなくてもよいということも知っています。ここでは「非主張的でいこう」と「言わない」ことを選択するのもアサーティブな人にはできるのです。
アンガーマネジメントには、
この「アサーティブなコミュニケーション」「アサーティブネス」が非常に重要であり、大きな柱なのです!
アサーティブなコミュニケーションを身につけたいと思いませんか!?
ワタシは強く思います^^
ではまた来週☆
*参考図書 怒らない伝え方 (戸田久実)
http://astore.amazon.co.jp/aworssimsloli-22/detail/4761270896
田園都市
カウンセリングルーム
木曜・土曜・日曜
9時〜18時
田園都市線鷺沼駅より徒歩2分
メールアドレス:
info*aobadai-counseling.com
(*は@に読み替え)
2023.7.26
アンガーマネジメント入門講座・応用講座 申し込み受付開始しました。
2020.4.6
オンラインカウンセリングを始めました。
2015.5.8
アンガーマネジメント診断を始めました!